自宅で行うデンタルケアといえば、まず歯磨きです。
その際に使用する歯磨きですが、固さの違いがあるのでどれを選べばいいのか分からない、という人もいるでしょう。
固さは、それぞれ好みで決めることが多いと思いますが、適した固さもあるのです。
固さの違いと選び方について、解説します。
●固さはどう選んでいる?
歯ブラシは、まず電動歯ブラシか手で磨くかという違いもあります。
電動歯ブラシの場合、機種によってはブラシの固さが1種類ということもあります。
しかし、手磨きで使用する歯ブラシなら、固さは色々とあります。
主な固さの種類といえば、やわらかめ、ふつう、かためがあります。
歯磨きの種類によっては、超やわらかめや超かためなどもあるでしょう。
この中で、どの固さを使っている人が多いのかといえば、ほとんどはふつうを選んでいるのです。
その理由として、やわらかめだと磨いた気がしない、あるいはすぐに毛が開いてしまうといったものや、固めだと歯茎が傷ついてしまうといったものがあります。
あるいは、どれがいいか分からないので単に中間のものを使用しているだけ、という人もいます。
●本当はどれがいいのか
では、普通の固さを使っていれば何の問題もないのでしょうか?
実は、自分の口腔環境によって適した固さは異なります。
それぞれの固さが、どのような特徴の人に向いているのかを解説します。
まず、かための歯ブラシが向いている人の特徴は、歯質が硬い方や歯肉に厚みがあるため出血をすることがないという方です。
まず血が出ないことが第一条件で、歯質が硬いとかためを使用した方がさっぱりと磨くことができるでしょう。
『ふつう』は、歯や歯茎にトラブルがなく健康であり、歯肉が上がったり下がったりしていないという方に向いています。
標準的なので、多くの方に適しているでしょう。
やわらかめは、歯質が柔らかい方や歯磨きをじっくりとしたい方、歯肉に腫れがある方や出血の可能性がある方などに適しています。
なるべく口腔内に刺激を与えたくない、という方はこれでやさしくブラッシングしましょう。
●まとめ
普段何気なく選んでいる歯ブラシも実は色々な種類があるので、自分の口に適したものを選んだ方が効果的にブラッシングできるのです。
固さはその選択肢の1つで、歯質や歯肉の状態に合わせて選んだ方がいいでしょう。
特に、歯周病などで出血しやすい方であれば、必ずやわらかめを選んだ方がいいのです。
口腔内の状態を考えて、適したものを選んでください。
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