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【新潟の歯医者で被せ物治療】保険適用の被せ物の種類と特徴について

比較的大きな虫歯を治療した後は、治療箇所をカバーするために被せ物が装着されます。

また被せ物には多くの種類があり、保険が適用されるものと適用されないものの大きく2つに分けられます。

今回は、保険適用の被せ物における主な種類と、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

●硬質レジンジャケット冠

硬質レジンジャケット冠は、レジンと呼ばれる歯科用プラスチックで作製される被せ物です。

樹脂製のプラスチックでつくられていることから、金属アレルギーが起こる心配がなく、見た目も比較的キレイに仕上がります。

また型取りを行うとき、装着するときの2回だけしか治療しなくても良いため、あまり時間に余裕がないという方でも作製しやすいです。

しかし審美性については、すべてセラミックでできているオールセラミックよりは劣り、金属ほど強度がないため奥歯には使用できません。

●硬質レジン前装冠

硬質レジン前装冠は、内部を金属で作製し、外から見える部分にレジンを貼り付けるという構造の被せ物です。

色味が白くナチュラルな点や、中身が金属のため、強く噛んだときでも耐えられる点などがメリットです。

またこちらは前歯~犬歯に適用する場合に保険が適用され、治療費が大幅に安くなります。

しかし硬質レジン前装冠は、時間の経過とともに光沢がなくなっていくというデメリットがあります。

その他にも白い部分が欠けやすかったり、裏から金属が見えたりすることがあり、場合によっては使い心地の悪さを感じることが考えられます。

●金銀パラジウム合金

金銀パラジウム合金は、一般的には銀歯と呼ばれるものです。

全体が金12%・パラジウム20%・銀約50%・銅約10%で組成されています。

金属製のため高い強度を誇り、噛み合わせに優れている点や割れにくい性質である点などがメリットです。

一方、金銀パラジウム合金の被せ物は金属部分が目立つため、見た目を気にする方や周囲に治療したことがばれたくない方などにとってはデメリットです。

また危険性が高い素材というわけではありませんが、金属が溶け出して歯茎が黒くなったり、金属アレルギーを発症したりする可能性はあります。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下の通りです。

・硬質レジンジャケット冠は見た目がキレイであり、治療回数も少ない

・硬質レジン前装冠はナチュラルな白さや強度に強みがあり、強く噛んだときでも耐えられる

・金銀パラジウム合金は強度が高く割れにくいことから、食事の際の噛み合わせに優れている

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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