矯正治療やホワイトニング、顎関節症治療など、歯科治療ではさまざまな場面でマウスピースが使用されます。
また、マウスピースは取り外しが可能ですが、その反面紛失もしやすくなります。
特に長期間装着を継続しなければいけない治療では、紛失を避けなければいけません。
今回はマウスピースの紛失対策について解説します。
●ケースで保管する
マウスピースは、必ず専用のケースで保管するようにしましょう。
そうすることで、紛失するリスクは格段に減少します。
マウスピースは食事やブラッシングのときに取り外しますが、ほんの少しの間だからといって、適当に置いておくのは良くありません。
無意識に置いてしまうと、どこに置いたのかわからなくなることがあります。
またティッシュに包んで置いておく方もいますが、こちらもゴミと間違えて捨てるリスクがあるため、おすすめはしません。
矯正治療などの場合、専用のケースが付属しているものもあるため、きちんと活用しましょう。
●保管場所を決める
マウスピースを保管する際は、ケースに入れるだけでなく、保管場所も明確に決めておくべきです。
確かにケースに入れれば紛失のリスクは下がりますが、ケースごと紛失してしまう可能性もゼロではありません。
そのため使用しないときには、洗面台の棚や寝室の机、ベッドの上部分などに毎回保管するようにしましょう。
また、保管場所を選ぶ際は、使いやすく目に入りやすい場所かつ子どもやペットが触れない場所を選びましょう。
保管場所を固定していても、子どもやペットが触れる場所にあると、紛失や故障などにつながるおそれがあります。
●紛失した場合の対処法
マウスピースを紛失してしまった場合は、早急に歯科クリニックに相談しましょう。
紛失したまま過ごしていると、矯正治療では後戻りが起こり、ホームホワイトニングでは色戻りが発生します。
また治療が計画通り進まないと、治療期間が延びるだけでなく、無駄な費用も発生します。
最悪の場合、一から治療をやり直さなければいけないことも考えられるため、紛失の疑いがある時点で相談することをおすすめします。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・マウスピースは必ず専用のケースで保管する
・ティッシュに包むと、ゴミと間違えて捨てる可能性があるため注意
・洗面台や寝室など、マウスピースを保管する場所も決めておくべき
・保管場所は子どもやペットの手が届かないところがベスト
・マウスピースを紛失した場合は早急に歯科クリニックに相談する
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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