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歯周病対策として積極的に摂取したい栄養素について

基本的な歯周病対策として挙げられるのは、なんといっても毎日の歯磨きや定期的な歯石除去です。

また、毎日の食事において、特定の栄養素を意識して摂取することも、歯周病の防止につながります。

ここからは、歯周病対策として積極的に摂取したい栄養素について解説します。

●食物繊維

歯周病対策として積極的に摂取したい栄養素としては、まず食物繊維が挙げられます。

食物繊維を摂取することにより、唾液の質は向上します。

また、唾液には口内の浄化や殺菌をしてくれる作用があるため、こちらの質が向上することにより、歯周病になりにくい清潔な口内がキープされます。

ちなみに、食物繊維はさまざまな食品に含まれますが、特に日々の食事で気軽に摂取しやすいものとしては、以下のものが挙げられます。

・とうもろこし
・納豆
・さつまいも
・ごぼう
・キャベツ
・バナナ
・しいたけ など

●ビタミンC

歯周病対策として積極的に摂取すべき栄養素には、ビタミンCも挙げられます。

歯と歯茎を支えている骨は、コラーゲン線維で結びついています。

歯周病になると、こちらが破壊されて歯茎に炎症を起こしますが、ビタミンCにはコラーゲンの合成促進効果があるため、弱ったコラーゲン線維の再生を促してくれます。

つまり、ビタミンCは、歯茎の健康を維持するのに欠かせない栄養素だということです。

ちなみに、ビタミンCを多く含むもので、なおかつ気軽に摂取しやすい食べ物としては、以下のものが挙げられます。

・いちご
・ピーマン
・ブロッコリー
・ホウレンソウ
・イモ類 など

●タンパク質

タンパク質も、歯周病対策として積極的に摂取すべき栄養素の1つです。

歯や歯茎も、身体における骨や筋肉の一部です。

そのため、タンパク質を多く摂取することにより、健康で強い歯や歯茎が形成され、歯周病のリスクを下げることができます。

ちなみに、人間も動物であるため、人体には動物性タンパク質の方が馴染みやすいと言われています。

こちらは、肉類や魚類、チーズやヨーグルトなどから摂取できますが、脂質を多く含むため、大豆などに含まれる脂質の少ない植物性タンパク質についても、バランス良く摂取することをおすすめします。

●この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・食物繊維を積極的に摂取することで唾液質が向上し、歯周病対策につながる

・ビタミンCにはコラーゲンの合成促進効果があり、弱った歯茎のコラーゲン線維の再生を促す

・タンパク質を多く摂取することにより、健康で強い歯や歯茎が形成され、歯周病のリスクが下がる

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

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