ほとんどの人は、呼吸をする際に鼻から吸って吐く鼻呼吸をしています。
しかし、最近ではマスクをつけていることもあり、口から吸って吐いている口呼吸になる人が増えているのです。
口呼吸には、様々な弊害があるので直した方がいいと言われています。
どのような弊害があるのか、解説します。
●口呼吸の弊害
疲れた時などは、口呼吸になるのが当たり前です。
しかし、最近では普段から口呼吸になっている人が増えていて、様々な弊害が起こっています。
具体的には、どのような弊害があるのでしょうか?
まず、口呼吸をしていると口やのどが乾燥しやすくなります。
いびきをかくようになる原因でもあり、のどのリンパが乾燥することも増えます。
また、” 緊張している”と体が勘違いしてしまい、睡眠中であっても上手く休むことができなくなってしまいます。
口呼吸は、免疫機能にも影響を及ぼします。
自律神経の乱れにつながって、風邪を引きやすくなってしまうのです。
それだけではなく、アトピーやぜんそく、アレルギー、高血圧などが起こるきっかけにもなります。
口呼吸は、虫歯や歯周病の原因にもなります。
唾液には抗菌作用や殺菌作用があるのですが、口呼吸によって口内が乾燥し唾液が減少することで、虫歯菌が洗い流されなくなり虫歯になる可能性が高くなるのです。
●口呼吸のチェック方法
口呼吸は、このように様々な弊害があります。
自分が口呼吸になっていないか、チェックしてみることも大切でしょう。
普段の様子を見ることで、自分が口呼吸になっていないかをチェックすることができます。
まず、気が付いたら無意識に口が開いているということがないか、チェックしてみましょう。
また、睡眠中に歯ぎしりやいびきがあると、口呼吸の可能性が高くなります。
朝起きた時、のどがヒリヒリしている時も要注意です。
口内炎ができやすいという方や、歯並びが悪いという方も口呼吸の可能性が高くなります。
食事の際、音を立てて噛んでいるという場合も気を付けましょう。
口臭が気になるという方も、口呼吸による乾燥が原因の可能性があります。
唇が乾きやすいという場合も、注意が必要です。
タバコを吸っている方、激しいスポーツをしている方も口呼吸の可能性が高いでしょう。
こういったチェックポイントに当てはまることが多いという方は、口呼吸を疑ってください。
意識して治すべきですが、どうやって直したらいいのか分からないという方は一度歯科医院で相談してみましょう。
●まとめ
何気なく口呼吸になっている人は少なくありませんが、口呼吸になると口が乾くだけではなく、空気中のウイルスや花粉、細菌、排気ガスなどを吸収しやすくなります。
鼻呼吸であればほとんどが自然と濾過されるのですが、口呼吸の場合は直接肺に伝わってしまいます。
虫歯や歯周病の原因にもなるので、鼻呼吸はなるべく早く直すようにしましょう。
新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
万全の感染予防対策でお待ちしております。