年齢を重ねても、歯をすべて保っている人もいます。
しかし、その一方で早々に歯を失い、入れ歯やインプラントになる人もいるでしょう。
突発的な出来事で歯を失うこともありますが、普段の手入れを怠って歯を失う人もいます。
歯を大切にするには、どうしたらいいのでしょうか?
●歯は劣化する
生まれたばかりの赤ん坊には、歯がありません。
そこから成長するにつれて乳歯が生え、やがて永久歯へと生え変わります。
しかし、永久歯はその名前と違って、永久に残っているものではないのです。
歯は、年齢を重ねていく内に劣化していきます。
また、そうではなくても虫歯になった場合などは、歯を削ったり抜歯したりすることもあるでしょう。
歯を失う原因としては、破折というものもあります。
転倒した時などに折れてしまうケースや、固いものを噛んだ負荷によって折れてしまうこともあります。
特に、歯の本数が少なくなると残った歯にかかる負荷は大きくなり、破折の可能性が高くなってしまいます。
加齢によって、歯がもろくなったために破折することもあるでしょう。
歯周病で、歯を失うこともあります。
歯肉が加齢によって退縮して抜けてしまったり、歯を支えている骨が減少したりするのです。
また、糖尿病になった場合や筋力が低下した場合、あるいは服用している薬の副作用などで、口内の唾液分泌量が減少して口内環境が悪化し、歯を失ってしまうこともあります。
今は問題無くても、今後このような理由で歯を失う可能性はあります。
●歯を守るために
永久歯を失ってしまうと、もう戻ってくることはありません。
そうなった場合は、インプラントや入れ歯など、代替品を使用することになるでしょう。
そうならないように、歯を失わない努力をするべきです。
歯を失わないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
歯を失わないためには、普段のメンテナンスが重要です。
歯磨きも、しっかりとしているようでも磨けていない所があるかもしれません。
まずは、予防歯科を受診しましょう。
予防歯科では、普段の歯磨きで落としきれない汚れや歯石などを除去してくれます。
それによって、虫歯になる可能性を低くできるのです。
また、歯磨きについても指導してくれるため、磨き残しを減らすことにもなります。
定期的に予防歯科を受診して健診を受けることで、歯にトラブルが生じた時は早期に対応できるようになります。
虫歯を治療するのではなく、虫歯にならないことを心掛けましょう。
●まとめ
歯は、生えてから何十年も付き合っていくものです。
大切な歯を失わないようにするには、普段の手入れなどが重要です。
当院をはじめ、予防歯科のある歯科医院はいくつもあるので、まずは予防歯科を受診してみましょう。
そうして、歯の手入れについてアドバイスを聞き、長く残せるようにしましょう。
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