お口のトラブルに悩む人は、沢山います。
当院の患者様にも、虫歯だけではなく口臭の悩みなどを抱えている方は多いのです。
そういった症状の原因の1つが、口腔乾燥症です。
これは、どのような病気なのでしょうか?
また、どう対処すればいいのでしょうか?
●口腔乾燥症とは?
歯科医といえば、虫歯の治療をするというイメージが強いでしょう。
確かに虫歯の治療は主業務の1つですが、そればかりではありません。
お口のトラブル全般に対応しているのです。
様々なトラブルがあるのですが、その中でも注意したいものの1つが口腔乾燥症です。
これは、口の中が乾きやすくなってしまう病気です。
口内が乾燥していると病気や虫歯などのリスクが高くなり、口臭も強くなってしまいます。
また、しゃべりにくい、口内がねばつくといった症状や、下が乾いて痛くなるという症状が出ることがあります。
原因は様々で、口呼吸を良くしているというのも原因になります。
口内が乾燥しやすくなるため、口臭乾燥症になることも多いのです。
鼻炎や寝ている間にいびきをかいている方などは、注意しましょう。
加齢によって、口内の唾液の分泌量が減少したというケースもあります。
また、同時に口周りの筋力が低下して、噛む回数や力が落ちてしまうケースもあります。
飲みこみにくい場合は、水分を取りながら食事をした方がいいでしょう。
この他、カフェインやアルコールの摂取、喫煙などでも口腔内が乾燥するケースがあります。
また、ストレスが溜まると自律神経が乱れ、唾液が減るケースもあります。
薬によっては、副作用で唾液の分泌が抑制されることもあるので気を付けてください。
●口腔乾燥症の対処方法
口腔乾燥症になった場合、いくつかの対処方法があります。
専用のジェルなどを使って、保湿するというのも1つの方法です。
しかし、それ以外にもいくつかの方法があるのです。
例えば、舌の運動や唾液腺をマッサージすることで、唾液の分泌を促すという方法もあります。
舌を動かしたり、耳下腺や舌下腺などを刺激したりすることで、唾液が分泌されるのです。
口腔乾燥症への対処方法は様々です。
また、単に乾燥しているだけだと思ったら別の病気だった、ということもあり得ます。
そのため、乾燥が気になった時は自分で対処しても良いのですが、歯科医院を受診するのもおすすめです。
●まとめ
口の中が乾きやすいと思った時は、口腔乾燥症を疑いましょう。
口臭など、周囲の人に不快な思いをさせる原因にもなるうえ、虫歯になる可能性も高くなるのです。
そのため、早急に対処するべきでしょう。
原因を突き止めて、それに合わせた対処が必要となるので、気になった時は歯科医院を受診してください。
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