日々の食事において、ヨーグルトを摂取しているという方は多いです。
特に朝食では、毎日欠かさずヨーグルトを食べるというケースが多く見られます。
またヨーグルトには歯周病を予防する効果もあると言われているため、症状が気になる方にはおすすめです。
今回は、ヨーグルトが歯周病予防に効果的な理由を中心に解説します。
●ヨーグルトが歯周病予防に効く理由
ヨーグルトに含まれている歯周病予防成分は、人の身体に有益な働きをする善玉菌である乳酸菌です。
また乳酸菌が歯周病予防に効く理由としては、抗菌作用があることが挙げられます。
乳酸菌は、歯周病菌などの悪玉菌の繁殖を抑制してくれるため、毎日摂取することで効果的な歯周病予防になります。
また乳酸菌にはいくつかの種類がありますが、中でも悪玉菌に効くのはLS-1やL8020です。
その他、免疫力を高めて細菌感染を防ぐL-137、細菌バランスを整えて口内環境を良くするL-ロイテリ菌などが代表的なものとして知られています。
●おすすめのヨーグルトの摂取方法
歯周病予防としてヨーグルトを摂取するのであれば、飲むヨーグルトがおすすめです。
毎日ヨーグルトを食べる習慣がある方は、それほど抵抗なく食べ続けられるため、通常のヨーグルトでも構いません。
一方、これまであまりヨーグルトを食べて来なかった方は、固形のものばかりだと飽きてしまう可能性があります。
飲むヨーグルトであれば、コップ1杯程度飲むだけで良いですし、コンビニなどで小さいサイズのものを購入することもできます。
またヨーグルト製品を選ぶ際は、砂糖を使用していない無糖タイプのものを選びましょう。
●ブラッシングも欠かさずに
毎日ヨーグルトを摂取していたとしても、歯周病を予防するにはブラッシングを欠かしてはいけません。
こちらは、歯に付着するバイオフィルムであるプラークは、ブラッシングをしなければ除去できないことが理由です。
乳酸菌が歯周病菌に効くとは言っても、ヨーグルトを食べるだけで菌を全滅させられるわけではありません。
もちろん自宅で落としきれない汚れについては、歯科クリニックでの定期的なメンテナンスで除去するのも大切です。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、歯周病菌などの悪玉菌の繁殖を抑制してくれる作用がある
・中でも悪玉菌に効くのはLS-1やL8020などの乳酸菌
・歯周病予防としてヨーグルトを摂取する場合は飲むヨーグルトがおすすめ
・毎日ヨーグルトを食べていても、ブラッシングは欠かさず行う
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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