歯並びが悪化する癖には、頬杖をつくことや口呼吸などが挙げられます。
また直接口内に関係する癖だけでなく、意外な行動によっても歯並びが悪くなることがあります。
特に骨格に悪影響を及ぼす癖は、歯並びにも影響が出るケースが多いです。
今回は、どのような生活習慣に注意すべきなのかについて解説します。
●バッグをいつも同じ肩にかける
バッグをいつも同じ肩にかける方は、骨格や歯並びを悪化させやすいです。
こちらは身体の重心がずれてしまい、次第には歯並びの悪化につながるという仕組みです。
ショルダーバッグやトートバッグは、同じ肩にかけ続けることで左右いずれか一方の肩にのみ負荷がかかります。
それでも続けていると次第に身体の重心がずれ、骨格が歪んでしまうこともあります。
このように重心や骨格にずれが生じ、全身のバランスが崩れると、頭の重心位置もずれてきます。
そのずれが顎のバランスを崩し、歯並びが悪化する原因になります。
●横座り
横座りは、正座の状態から左右どちらかに腰をずらして足を崩す座り方です。
特に女性は横座りをしがちですが、こちらは腰と背骨がねじれる原因になります。
右足の方に身体をずらせば、骨盤は左側が下に傾きます。
もちろん左足側であれば、骨盤は右側が下に傾くようになります。
またこのままでは身体が大きく左右一方に沈んでしまうため、身体はバランスを取るため無意識に肩を下げます。
すると背中がカーブを描き、骨盤と背骨にかなりの負担がかかります。
やがては全身が傾き、バッグを同じ肩にかける場合と同じように、顔や歯並びにも影響を及ぼすようになります。
●足を交差して立つ
足を交差して立つ癖も、骨盤の歪みや歯並びの悪化につながる生活習慣です。
信号待ちをしているときや立ち話をしているときなどに、足をクロスさせて立つ方がいますが、こちらは関節に大きな負担をかけ、骨盤も歪ませます。
そして、全身のバランスを崩し、歯並びや噛み合わせも歪ませる原因になります。
ちなみに足を交差して立つことには、むくみやすく足が太く見えることや、骨盤が歪んで痩せにくい身体になることなどのデメリットもあります。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・バッグをいつも同じ肩にかける方は、身体の重心のずれや歯並びの悪化を引き起こしやすい
・横座りをすると身体が大きくねじれ、顔や歯並びにも影響を及ぼすことがある
・足をクロスさせて立つ癖は、骨盤や関節、歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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