口臭には、誰にでも存在する生理的口臭というものがあるため、ある程度発生するのは致し方ありません。
しかし、生活習慣などの問題により、周囲に不快な思いをさせるほど口臭が出ている場合は、改善が必要です。
ここからは、口臭予防につながる食生活のポイントについて解説します。
●1日3食しっかり食べる
唾液は食べ物をよく噛み、口を動かして唾液腺を刺激することにより、分泌量を増やすことが可能です。
そのため、食事を抜いてしまうと、必然的に分泌量が減ってしまいます。
また、食事を抜いて空腹の状態が続いていると、口臭を引き起こしやすくなるため、食欲や時間がなかったり、ダイエットをしていたりする場合でも、朝・昼・晩の3食はしっかりと食べる必要があります。
●暴飲暴食を控える
先ほど、口臭を防ぐには1日3食しっかり食べる必要があると言いましたが、暴飲暴食をしてはいけません。
食事量が極端に多かったり、毎日お酒を飲んでいたりすると、胃腸や肝臓などの影響を与え、体調不良を招く可能性があります。
また、胃腸の働きが低下すると、食べ物が胃腸の中に長時間とどまって異臭を発したり、肝機能の低下により血液中のアンモニアが増え、肺に運ばれ、呼吸からニオイを発したりすることが考えられます。
ちなみに、暴飲暴食をすると、就寝前のブラッシングがおろそかになりやすく、口内に残った食べカスが口臭の原因になることもあります。
●口臭改善効果のあるものを食べる
近年、食事の内容が偏っている方は増えていますが、口臭を予防するのであれば、口臭改善効果のある食べ物を積極的に摂取しなければいけません。
例えば、リンゴやパイナップル、キウイなどのフルーツは、ポリフェノールやアクチジニンなどの成分で口臭を抑えたり、胃腸の働きの改善、舌の上の掃除といった効果を発揮したりします。
また、食事の際の飲み物に関しては、なるべくお茶を飲むようにしましょう。
特に、緑茶に含まれるカテキンは、口内の細菌が増殖することを抑え、口臭を予防してくれるためおすすめです。
ただし、緑茶には利尿作用があるため、口内が乾燥しないよう、飲みすぎには注意してください。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・1日3食しっかり食べることで、唾液腺が刺激され、唾液の分泌量増加、口臭の改善につながる
・暴飲暴食を控えることで、胃腸や肝臓の不調から来る口臭を防ぐことができる
・暴飲暴食をしないことで、就寝前のブラッシングも丁寧に行える
・食事の際は、口臭改善効果のあるフルーツや緑茶などの積極的に摂取すべき
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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