虫歯治療中には、少なからず刺激が加わるため、ある程度歯茎からの出血が見られるケースが多いです。
また多くの場合、多少血が出ても問題はありませんが、大量出血の場合は状況によって変わってきます。
今回は、虫歯治療中に大量出血する原因と問題の有無について解説します。
歯茎の炎症
虫歯治療中に出血するもっとも一般的な原因は、歯茎の炎症です。
虫歯が歯の深くまで進行している場合、治療器具が炎症を起こしている歯肉にわずかに触れるだけで、驚くほど出血することがあります。
特に虫歯の穴が歯茎のキワや内側まで広がっている場合、溜まったプラークによって周囲の歯茎が常に腫れた状態になっています。
この不健康な歯茎は、毛細血管が拡張しているため、少しの刺激でドバッと出血しやすいのが特徴です。
歯科医師は、出血を止めるために止血剤を使用したり、レーザーで焼灼したりして処置を進めます。
治療が終われば炎症の原因である汚れや虫歯が除去されるため、数日で歯茎が引き締まり、出血も収まります。
当日のうがいで血が混じる程度であれば、過度に心配する必要はありません。
抜歯や深い切削
親知らずの抜歯や、歯茎の下に隠れた虫歯を削る歯肉切除などの外科的な処置を伴う場合、大量の出血は避けられません。
歯の神経を抜く根管治療の際も、神経の管の中に強い炎症があると、除去する瞬間に勢いよく血が出ることがあります。
このようなケースでは、歯科医師はあらかじめ出血を想定して準備をしています。
ガーゼを強く噛んで圧迫止血を行ったり、吸収性の止血材を患部に入れたりすることで、通常は数十分から1時間程度で血は止まります。
注意が必要なのは、帰宅後に口の中が血の海になる、血の塊がどんどん溢れてくるといった状態です。
麻酔が切れた後に血流が良くなって再出血することもありますが、大抵は清潔なガーゼを30分ほどしっかり噛み続けることで解決します。
もし拍動に合わせてドクドクと血が出るようなら、すぐに歯科クリニックへ連絡しましょう。
全身疾患や服用薬の影響
患者さん自身の体質や、普段飲んでいる薬が原因で出血が止まりにくくなっているケースがあります。
特に注意が必要なのは、心筋梗塞や脳梗塞の予防のために服用する血液をサラサラにする薬です。
これらの薬を飲んでいると、本来ならすぐに固まるはずのかさぶたが作られにくいため、治療後にじわじわと出血が続くことがあります。
また高血圧の方は治療の緊張で血圧が上がり、出血量が増えることも珍しくありません。
他にも、肝機能障害や糖尿病などの持病がある場合、止血能力や傷の治りに影響が出ることがあります。
この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・虫歯治療中は、歯茎の炎症が原因で驚くほど出血することがあるものの、そこまで心配する必要はない
・抜歯や深い切削などの処置によって大量出血が止まらなくなった場合は少し危険な状態
・全身疾患や服用薬による影響で、虫歯治療中の出血が止まらなくなるケースもある
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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