まだ幼い子どもが小児歯科を受診する場合、基本的には親御さんが付き添いで来院することになります。
また、小児歯科受診前の自宅、歯科クリニックの待合室において、親御さんはさまざまなサポートをしなければいけません。
ここからは、具体的にどのようなことを心掛けるべきなのか解説したいと思います。
●受診はなるべく午前中にすべき
親御さんによっては、スケジュールの確保がなかなか難しいこともあるかもしれませんが、小児歯科の受診は、なるべく午前中にすることをおすすめします。
子どもは基本的に、午前中の方が機嫌は良いです。
そのため、早めの時間に来院すれば、歯科クリニックで泣き叫んだり、なかなかイスに座ってくれなかったりする可能性は低くなります。
逆に、起きてから数時間経過している午後になると、子どもは少しずつ眠くなったり、疲れたりするため、機嫌が悪くなりやすく、このような状況ではなかなかスムーズに治療が進まないことが考えられます。
●着替えを持参する
自身の子どもが小児歯科を受診する場合、親御さんは前もって着替えを用意しておきましょう。
特に、子どもが歯科クリニックにトラウマを抱いていたり、治療に対して恐怖心があったりする場合、着替えは欠かせません。
このような子どもは、受診前に待合室などで泣きじゃくったり、暴れたりして、汗をかきやすくなります。
また、冬場はその汗が身体を冷やし、風邪を引いて体調を崩してしまうことにもつながりかねないため、下着などの着替えを持参することをおすすめします。
ちなみに、治療中は少しでもストレスをなくしてあげるために、薄手のTシャツなど身軽なものを着用させるのがベストです。
●待合室では子どもと楽しく接すること
小児歯科受診前の待合室において、子どもに一言も声をかけなかったり、「しっかり先生の言うことを聞きなさいよ」などと厳しい接し方をしたりするのは控えましょう。
このような接し方をされた子どもは、治療までの間落ち着かず、不安になったり、泣き出したりしてしまう可能性があります。
一方、子どもと楽しく会話をしたり、遊んであげたりすれば、緊張や不安は紛れますし、スムーズに治療に移ることができる可能性が高いです。
キッズスペースがある歯科クリニックであれば、利用しない手はありません。
●この記事のおさらい
今回の記事のポイントは以下になります。
・小児歯科の受診は、比較的子どもの機嫌が良い午前中にすべき
・子どもが泣いたり、暴れたりして汗をかいたときのために、着替えを持参するのがおすすめ
・歯科クリニックの待合室では子どもと楽しく接し、緊張や不安をほぐしてあげることが大切
以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!
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